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謎、なぞ、ナゾ……。

すみません。
昨夜このブログの記事を途中まで書いていたところ急用ができてしまい、僕はPCをそのままにして編集部を飛び出してしまいました。午後10時ごろのことです。それで、気がつくと日付が変わっていて、昨日は更新できませんでした。長くやっていれば、いろいろなことが起こります。
というわけで、以下は昨夜途中まで書いた記事そのままです。ふつうに書き出していて逆に不自然な感じですが、どうか大目に見てください。

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先週のブログでは「寒いのか、涼しいのか」わからない自分の(つまらない)ことばかりを、さんざん書いていたことに気づいたので、今日は他人のことばかりを書きます。
ではゆきます。

午前中、出社してデザイナーさんから届いた原稿を確認していると、「おはょーございま~す」という元気な声とともにルノアルーンが出社してきました。はい、第1のターゲットはルノアルーンです。
昨日の書き込みを読んでいた僕は当然、彼女の足もとに注目してしまいます。女子力(?)100%の黒いブーツが光っています。ヒールも(計ったわけではありませんが)たぶん、6cm以上なのでしょう、高い!
ああ、これが女子力死守ってやつなのか――と僕はひとりで納得していたのですが、しばらくするとルノアルーンの背丈が急に低くなりました。よく見ると、歩くとペタペタ音がするような健康サンダルに履き替えていたのです。ええ、足の裏にイボイボが当たるあのタイプのサンダルです。ペタペタ歩くルノアルーンがなんだか笑顔なのは何故?
それにしても、そこまでして保とうとする女子力ってやつと、そのせいでカチカチに固まるという女性の足の裏事情が、僕にとっては謎です。

サンダルのペタペタする音が止みルノアルーンが席に着くと、その目の前には、サンまる子が座っています。はい、第2のターゲットはサンまる子です。
近頃、サンまる子の姿を見るたび、僕はあることを思います。
――夏がはじまる前に貸した、あだち充さんのコミック『ラフ』全巻は、いつ返してもらえるのだろう……。
ひょっとして、借りたんじゃなくって貰ったと思っているのではないだろうか。いやいや、もしかしたら俳優の玉木宏さん(映画「ただ、君を愛してる」が10月28日公開です)に激似の弟さんとかに“また貸し”してるんじゃ……でも「返して」とか言ったらセコい男と思われるかもしれないし、とかいろいろと思いを巡らせているのですが、ともかくその本の本当の所在はいまも謎のままです。

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昨夜、書いたのはここまでです。では早速つづきを書きます。

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そんな謎に包まれたミステリアスな(?)編集部で仕事を進めていると、タリーズリが僕に訊きます。「シオールン、ご飯食べた?」僕は首を横に振りました。はい、第3のターゲットはタリーズリです。
近所のファミリーレストランでいっしょにランチを摂ることになり、テーブルに着くと何故かタリーズリはドリンクしか注文せず、「本日のランチ」のロールキャベツを頬張る僕の前で、アイスカフェラテをすすっていました。どういうことでしょう、謎は深まるばかりです。

ランチを済ませ(タリーズリ的にはティータイムを済ませ)、編集部に戻ると机の電話が鳴ります。WEB制作会社の担当Tさんからです。はい、第4のターゲットは担当Tさんです。
ひと通り仕事の話を終え、受話器を置いてから急に思い出しました。そう言えばTさんは、近々ご結婚されるらしいのです。おめでたいことです。心からそう思いつつも、いつも忙しく働いているTさんが、いったいいつのまにお相手と出会い、結ばれるまでに至ったのか、また新たな謎が増えました。ぜひあやかりたいものです。

と。ここまで、他人のことばかりを書いていると、多くを敵に回すおそれがありますので、最後にアカの他人とは言い切れない、恥ずかしい身内のことを書きます。はい、最後のターゲットは僕の妹です。
先週末の午後11時すぎの話です。会社を出て地下鉄の駅まで歩いていると、僕の携帯電話が鳴りました。見覚えのない電話番号が表示されています。一瞬、うろたえましたが思い切って通話ボタンを押すと、「お兄ちゃん?」という声が聞こえました。
僕の携帯電話に番号が登録されていないことからもおわかりいただけると思いますが、妹と電話で話すなんて(たぶん)7年ぶりぐらいのことなのです。恥ずかしいことにそんな兄妹関係なのです。その妹から突然電話がかかってくるということは、ある意味、昔つきあっていた女性から電話がかかってくることよりも僕にとっては恐怖なのです。恐る恐る携帯電話を耳に当てているとまた声が聞こえました。
「あのさー、三平方の定理ってなんだっけ?」
しばし絶句したのち、僕は深夜の神保町交差点に立ち尽くしたまま「Aの2乗プラスBの2乗イコールCの2乗」と、自分でもよく憶えていたなと思いながら口走り、電話を切ろうとしましたが、なかなか切らせてはくれず、電話で因数分解のやり方まで教えるという荒業まで繰り出してしまいました、深夜の神保町交差点で。
それにしても、別に受験生でもなんでもない妹が、20代に入ってすぐ結婚し小学校入学前のふたりの子供を持つ妹が、何を間違って「三平方の定理」がそんな夜遅くに必要なのか、僕には何かイケナイものを見るように怖くてその理由を訊けず、やはりこれも大きな大きな謎なのです(あまり追究したくありません)。

というわけで、他人のことはいろいろと謎だらけなのですが、そもそも僕は自分が何者なのかさえ全然わかっていない――最近そういうことに気づきました。

【追記】
結果的に2日がかりの記事になってしまいましたので(汗)、こんなに長くなってしまいました。これもやっぱり、すみません。

投稿者 シオールン : 2006年10月04日 16:31