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八月の燕

午前中、ちょっと用事があって多摩川の河川敷を歩いていると、広い空を裂くようなスピードで横切る数羽の燕(「つばめ」でなく「つばくろ」と読んでください、こだわりです、意味は同じです)の影を見つけました。鋭角にかたちどられた美しい翼に、僕は思わず足を止め、しばらく空を見上げていました。

8月31日。今日で8月も終わりです。
夏の暑さが少しずつ和らいでいているように思いますが、急に何かが終わってしまうような気もする、この寂寥は何なのでしょう。さきほど8月最後の夕陽も沈みました。
暑さのせいだったのか、ただの気質なのか、それとも萬年筆を失くしたショックなのか、仕事は自分なりにきっちりこなしながらも、この8月はぼんやりと(それでいてあっと言う間に)過ぎてしまったような気がします。僕は、まるで巣立ちしそこねた燕のように8月の真ん中にぽつんと取り残された気分にさえなります。ちなみに燕という鳥は、だいたい7月中に巣立ちを終え、夏は集団で“ねぐら”を形成して過ごし、秋が深まる頃に南に向け海を越えるそうです。
だからどうしたというわけでもありませんが、僕ももう少し速く飛ばないとアカンかな~、やっぱり集団で“ねぐら”なんだな~、とぼんやり(やっぱりぼんやり)考えたりもしています。そんな夏の終わりです。
とりとめのない話でスミマセン。これはいろんな意味でいまの自分への戒めです、はい。

さて、今日の昼下がりのことです。
「シオールンのブログ、最近、宣伝っぽいのばっかり」
と僕の席の前に座っている人(あえて名前は伏せます)からご指摘をうけたのですが、ひとつ報告し忘れていたことがあったので、宣伝っぽくならないようにと心がけながら書いてみちゃいます。
日本経済新聞(8/6付).jpg     ジャン→
少し前になりますが、8月6日の日本経済新聞さんの「読書」コーナーの記事です。
よ~く見てください。
はい、嬉しいことです、ありがたいことです!
僕が編集に携わった単行本『携帯メール小説』が紹介されています。
おそらく、この新聞記事をご覧になって、書店でこの単行本を手に取っていただけた方もいるでしょうし、「きらら」のことも知っていただいた読者のみなさまもいるはずです。今後ともよろしくお願いいたします。
ちなみに(あえてちなみに)こちらの単行本『携帯メール小説』は現在、好評発売中です(う~ん、やっぱり宣伝っぽいかな、申し訳ないっ)。

【追記】
昨日のルノアルーンの書き出しを受けて……
僕はここ2年くらい、運動できてません。
みるみる醜くなってゆく体型に、もはや恐怖さえ感じます。
……というわけで、来月から僕はスポーツジムに通うことをここで宣言しときます。マジです。年末には映画「ラフ」の速水もこみちさんみたいな体型になります(笑)。まあ、見ててください。

本日のBGM
夏の終わりのハーモニー/井上陽水・安全地帯

投稿者 シオールン : 2006年08月31日 19:07