海が見えます。
“携帯電話、つながります”
と、堂々と看板に出ていた地下の某タイ料理屋に入ったら、つながりませんでした。
味はいいんですけどね。
ルノアルーンです、こんにちは。
まる子が印刷立ちあいの話を書いてましたが、
私も先週末、金~土と1泊で、
「絵本 きいろいゾウ」の印刷立ちあいに行ってきました。
場所は沼津です。
三島から車で約30分。
道中車窓からずーっと外を見てましたが、なんもなく、静かです。
でーんと建ち並ぶ印刷工場のすぐそばは海で、
ざざーん、ざざーん、と波の音しか聞こえず、なんとなくもの悲しい気持ちになります。
再校の色味がなかなか原画に近づかず、
心配でやって来た沼津。
「絵、写真の色味の再現は、どうしても限界がある」という認識の中、
あたくし、この沼津の印刷工場で、
神業を見ました。
最初の一枚から、ものすごい完成度!
今まで見てきた色校とは、まったくもって別物です。
↓

これもひとえに、
プロ中のプロのプリンティングコンサルタント・石川氏のおかげです。
インクの配分のさじ加減がもろに出る、そんな繊細な仕事なので、
どうしてもコンサルタントによって個人差が出てしまうんですね。
一枚一枚見て、調整して、問題がなければ
“OK ルノアルーン”といったサインをするのですが、
「軽いなー。“OK”とか、そんな言葉じゃ軽いよー」と恐縮するほど美しい印刷物。
ただただ見とれるばかりです。
こうして翌日、
すべての印刷物チェックが済み、感動でぐらぐらしながら、
「い、石川さんに御礼を言わなければっ」と近寄ろうとしたら、
「あ、握手してくださいっ!」
とつめよる、我が編集部のカツオさんに出し抜かれてしまいました。
私も負けじと、握手させてもらいましたが、
まさに職人の、ゴツッとしてあったかい、いい手をされてました。
「もう、全部石川さんのおかげですっ!」としどろもどろ伝えると、
「…わたしらは、印刷屋ですから」と一言。
失神するかと思いました…。
こんなふうに、いろんな人のおかげで、無事世に出る「絵本 きいろいゾウ」
↓

石川さん、図書印刷T所さん、ほんとうにありがとうございました。
投稿者 ルノアルーン : 2006年07月12日 13:47

