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だます人、だまされる人。

髪を切りました。
でも、誰ひとりとして気づいてくれません。
つぶら化した瞳に気づいてもらえなかったルノアルーンの哀しさが、ようやくわかりました。
サンまる子です。こんにちは。

でも、そんなことはどうでもよくって。
こっちは、気づいてもらえましたよね?
きららの表紙、いま店頭に並んでいる6月号から
リニューアルしたんです!

いままでおなじみの「椅子」から、キュートな「箱」に変わりました。
毎回、カラフルな箱が表紙を飾っていきますので、お楽しみに♪

…と、新しい「きらら」を眺めていたところ、記憶の奥底に封印されていた
幼い頃のイタイ思い出がよみがえってきました。

あまりにもくだらないので書くのも憚られますが、書いちゃうことにします。


それは、サンまる子がまだピュアな小学一年生だった時のことです。

ある朝、学校へ行くと、仲のいい友達のS美ちゃんが、言うんです。

S美「ねぇ、すごい秘密おしえてあげよっか」

まる子「え?なになに?おしえて」

S「えーとね…絶対に誰にもいわないって約束してね」

ま「うんうん。絶対誰にもいわない」

S「S美の家にはね…」

ま「…(どきどき)」

「欲しいものが何でもでてくる箱があるんだよ」

「えぇっ!!」


(一瞬の沈黙)


「すごいねー!!」


…信じちゃったんですよ。
6歳とはいえ、かなりアホです。

ま「じゃあ、明日学校にその箱もってきて!」

S「いいよ」

いやぁ…妄想ふくらみましたね。
おそらくバービーとかシルバニアンファミリーとか、その類のものが欲しかったんだと思うのですが。
夜も眠れないですよ。興奮して。

で、翌朝。

ま「何でもでてくる箱、もってきてくれた?」

S「あー、あれね、ちょうどパパが使っててもってこれなかったんだ。ごめん」

超がっかりです。じゃあ明日必ずね…と約束をします。

そしてまた翌日。

ま「今日はもってきてくれたよね?はこ」

S「それがね…ちょっと壊れちゃって、修理にだしてるの。直るまで、2週間くらいかかるみたい」

ま「そうなんだ…」

落胆です。

こんなやりとりが、毎朝、あいさつのように交わされてました。

まる子の催促に、S美の巧妙でバラエティに富んだ嘘。

でも、一年生の冬に、まる子は
「なんでもでてくる箱」に未練を残しつつ
他の学校へ転校してしまいました。
そして、そんな箱のことは忘れてしまいました。


「きらら」の表紙を見ていたらこんな思い出がフラッシュバックしてきました。

転校して以来、一度も会っていないS美。

きっと悪女に成長して、男の人を騙しまくっているにちがいない。

でも、小学校~大学までで、
あんなに毎朝学校に行くのが楽しみだった時期は他にありません。

S美には、ひそかに感謝しています。


*何でもでてくるわけではありませんが、ワクワクするものがいろいろ詰まっています。
新しい装いの「きらら」もよろしく!(へんしゅうちょう)


本日のBGM
Kero One/Windmills of my soul

投稿者 サンまる子 : 2006年05月24日 11:06